中学3年生の下校。
みんなきっとタピオカとかクレープとか食べて帰るんでしょ?
笑顔で、何も苦労しないで。
生きて、生きて、生きて。
私は家に向かう足取りさえも、重く感じる。
死にたい。
でも、死ぬのは怖い。
逃げたい。
でも、逃げれない。
誰か助けて。
誰も手を差し伸べてくれない。
私を救ってくれる人なんて、周りにいない。
みんな幸せ。
私だけ不幸。
嫌い。嫌い。嫌い。
みんな、消えちゃえ。
今は夏。
夜だって、肌寒くないと思う。
だから。
私は今日、
────家出する。
ママはお金を渡してくれない。
別に本格的な家出じゃなくてもいい。
ただただ、親から離れたい。
昨年、ママとパパが離婚した。
ママは私を育てることになった。
パパもママも暴力振ってくるから、別にどっちが私を引き取っても変わらない。
復讐したい。
これ以上ないって程に。
でもいざという時、私はあらがえない。
助けて、って叫べない。
喉が止まる。
体が固まる。
動けない。動けない。動けない。
『助けて。』
そう言いたいのに、声が出ない。
子供を助ける団体とかあるみたいだけど、どうせ親にバレていつもより100倍殴られる。
リスクが高い。
無理だ。
そんな勇気は、私にはない。
あと、10分。
17時までに帰らないと、殺される。
殺されたくない。
親なんかに。
私は走る。
やっぱり、無理だ。無理だよ。
帰ろう。
私はまた、
────諦観に満ちた目で踵を引き返した。
みんなきっとタピオカとかクレープとか食べて帰るんでしょ?
笑顔で、何も苦労しないで。
生きて、生きて、生きて。
私は家に向かう足取りさえも、重く感じる。
死にたい。
でも、死ぬのは怖い。
逃げたい。
でも、逃げれない。
誰か助けて。
誰も手を差し伸べてくれない。
私を救ってくれる人なんて、周りにいない。
みんな幸せ。
私だけ不幸。
嫌い。嫌い。嫌い。
みんな、消えちゃえ。
今は夏。
夜だって、肌寒くないと思う。
だから。
私は今日、
────家出する。
ママはお金を渡してくれない。
別に本格的な家出じゃなくてもいい。
ただただ、親から離れたい。
昨年、ママとパパが離婚した。
ママは私を育てることになった。
パパもママも暴力振ってくるから、別にどっちが私を引き取っても変わらない。
復讐したい。
これ以上ないって程に。
でもいざという時、私はあらがえない。
助けて、って叫べない。
喉が止まる。
体が固まる。
動けない。動けない。動けない。
『助けて。』
そう言いたいのに、声が出ない。
子供を助ける団体とかあるみたいだけど、どうせ親にバレていつもより100倍殴られる。
リスクが高い。
無理だ。
そんな勇気は、私にはない。
あと、10分。
17時までに帰らないと、殺される。
殺されたくない。
親なんかに。
私は走る。
やっぱり、無理だ。無理だよ。
帰ろう。
私はまた、
────諦観に満ちた目で踵を引き返した。

