私達クラスメイトは国家が運営するサービスホテルへと
勧誘されメディアにも露出が増えたーー。
そこには、生まれ変わった一人一人の人生日記が描かれたような取材も行われたーー。
そして私琳と翼。
二人には国家英雄賞を頂いたーー。
ケーキやらクッキー、パンなどいろんなものが装飾され、目新しいものまで食べ物が並んでいた。
多分、世界各国の食べ物だろうーー。
ロイター通信でも報道されたーー。
たくさんのカメラに囲まれたーー。
"国を変えた二人"と称賛されたーー。
私はドレスーー翼君は何故かタキシードを着ていてーー。
「結婚式も挙げるつもりなの?」
「さぁ。それくらい幸せにしたいアピールじゃね」
私と翼君は付き合っていたが、
結婚までは考えていなかった。
日本の未来のために幸せになろう
と誓い左手の薬指に指輪がはめられるーー。
「俺と結婚してください」
「はい」
満面の笑みで受け取ったーー。
世界各国の首脳陣も来ていてーー
何語か分からない言語で讃えられた。
英語、ドイツ語、フランス語、インド語、中国語、韓国語ーー。
日本含め、様々な首脳陣に深くお辞儀をしてはハグしあった。
それだけメディアにとりあげれば1人で猛スピード化した少子化問題も決着するだろうーー。
とのことだろうーー。
上乗せされた不幸を根こそぎとる、手法だろう。警視庁の人も官公庁から聞かされた真実に驚き賜りたかったのだろうーー。
そんな幸せになる努力を背負いながら、
身勝手な行為は許されないーー。
強く引かれる手ーー。
今度は何ーー。
そう思っていたらふわっとお姫様抱っこされ、
バルコニーに居た。
「あの星座何だか分かる?」
星座盤のように星が幾つもあったから数え切れなくてむしゃくしゃしていたらーー
「よいしょっとこのアングルだと分かりやすいかな」
おんぶの体制になった。
天の川がみえたーー。
でも星座までは分からない。
ムゥと怒ったような顔に変わる翼君ーー。
「空を飛べたら星座が一番近くで観られるのかもしれないねっ」
「そういうの焼け石に水だろ」
「でも分かるかもしれないよ?ヘリ使えさえすれば」
2人の思惑が合点。打つかる。
「「権力」」
私たちは笑い合った。互いのごとく。
いつかヘリで飛んで君のみせたい星座が近くに近づいたら教えてねーー。
と願いを空へ飛ばしてーー。



