これが運命なら






会いたかった気持ちに嘘はないから。





私の顔を心の両手が包みこでお互い顔を合わせる。






あ、やっぱり心泣いてる。





「咲良、」





もう一回抱きしめる?と思ったら唇に柔らかい物が当たった。






この感触・・・キスだ。






片手は後頭部、もう片手は腰に移動されていて身動きが出来ない状態で深いキスをされる。






何度も、何度も、何度も、私の名前を呼びながらキスをされる。






キスで体に力が入らなくなったの初めてで、怖くて心の腕を掴むことしか出来なかった。






そう言えば、お兄ちゃん言ってたな心が暴走するとか何とか・・・。






もしかして、この事?だとしたら、もう限界・・・。






「おい、人の家で何してんだよ」





バシッと叩かれる音とお兄ちゃんの声がしてやっと離れた。