「嘘じゃないって!」
「知ってた?咲良が嘘つく時下を向く癖があるんだよ」
そう言われてドキッ!てした。
さっき一瞬下を向いたから。
「私が悪いから、元カレの件で今の家の最悪の空気作ったの私だから仕方ないんだよ」
元カレの件から顔を合わせるたび嫌な顔をされ、邪魔者扱い、家政婦扱い。
前より悪化してる。
でも、お母さんとお姉ちゃんからしたら本当にいい迷惑だろうから私が文句言ったり対抗してたりするのは間違ってる。
「私がいなければ、こんな事になってないんだから、」
パチンッ!
「った!」
何!?オデコ凄い痛い!
「おい、咲良。またそんな事言ったらこの程度じゃ済まさねぇぞ」
お兄ちゃん、本気で怒ってる。
「で、でもっ!」

