これが運命なら






深夜だから家まで送るって言うけど、自転車あるから大丈夫だって言っても






「あのな、自転車だろうが深夜に女1人で帰らせねぇよ、ばーか」







「車は?ずっと置いたままでしょ?料金かかってるんだから」



 


お店の駐車場じゃなくて、コインパーキングで停めてるでしょ?







「金より咲良の方が大事。もっと自分を大事にしてくれ」







自分を大事に・・・。





私の自転車を押すお兄ちゃんは当然の用に車道側を歩く。






「つか、自転車で来てるってことこの辺に住んでるの?もしかして、一人暮らし?」






「あのね、」





元カレの件を心らと別の、自分と同じ高校からの友達でさえ話してないのにお兄ちゃんには話した。





「それで家族全員でこの辺に引っ越した」






出会った頃に住んでた場所から数キロ離れたこの場所に。