「お兄ちゃんは知ってたの?私と心に何かあったのか」
「聞いてねぇけど、心を見て悟った。アイツにも事情って言うのがあるからな」
「事情って?」
「本人に聞け」
聞けって言われても・・・。
「・・・私てっきり怒られると思ってたよ。怒られて当然な事してるから」
何も言わず連絡先消したから、
「俺も会う前に色々と思ったよ、何連絡先消してんだとか心配しただろうがとかな。でも、会うとそんなの消し飛ぶぐらい咲良に会えて良かったって思うよ」
その言葉を聞いて、グワって何かが込み上げてきて涙も出そうになったけど堪えてたのにお兄ちゃんが何も言わず私の頭を撫でるから我慢出来なくて泣いちゃったよ。
「あのな、咲良。これだけは言っとく。俺は咲良のことを本当の妹のように思ってる。だから誰と喧嘩しようが俺らは兄妹だ。例え心とか美桜とかと別れたって俺らはどれだけ喧嘩しようが別れとかねぇんだよ」

