謎の3人でご飯を無言で食べて、食べ終わったひなちに声をかける。
「ひなちは、兄弟とかいるの?」
「…兄」
「歳離れてるの?」
「高3」
「2個上なんだね」
サンサンを挟まないと、つれない態度。
「兄、サンサン嫌いだから、嫌い」
「そうなんだ…」
「サンサンも兄嫌い」
「僕はサンサン好きだよ」
「サンサンは私の」
好きと言っても嫌いと言ってもダメなのか…難しい。
いわゆる同担拒否?
《ボクだって君のこと認めてないし!》
「そっか…残念。でも、乗り越えてみせるよ?」
「適応能力たけぇなこいつ…」
湊が横で呟いていた。
気になる子、好きな子、攻略するのは先手必勝。
湊みたいに、幼馴染っていうブランドに胡座かいてる奴とは違うんだよ。
僕は願わくばサンサンを超えたいんだ。
そんな感じで毎日、3人で昼食を食べる日が半年くらい続いて、街はクリスマスムード。
誘ってみようかな、ひなちを。
クリスマスデート。



