Sugar tears


「この後どうしようかー」

「サンサンぎゅーできたから満足」

「まだ昼ですけど」


クリスマスといえば夜でしょ。


「イルミとか興味無い?」

「あんまり」

「じゃあ、プレゼント交換でもする?」

「うん」


まあ、サンサングッズをせびられるんでしょうが。


パスタを食べ終わると、サンサングッズのお店に行って、一通り見ると、お店を後にする。


「あれっ、買わないの?」

「大体持ってる」


その可能性があったか…。


「君は何が欲しいの」

「…君じゃなくて、名前呼んでほしい」


名前何だっけ、みたいな顔をされた。


「翔佑」

「そうだよ、ひなち」


僕はとろけた顔をしているだろう。


「もっと欲しいのは…」


ポンッとひなちの頭を触れた。


「ひなちなんだけどな」


身長差による上目遣いにやられそうになる。


「私が心開いてるのはサンサン!」

「1番がサンサンでいいよ。2番目でいい。傍にいるのも、守るのも、好きなのも。俺と付き合って」


俯いて、首を横に振った。


「サンサンいないと決められない」

「ひなちの気持ちはどこにあるの?サンサンはサンサンだよ」