あー、もうこれ…完全恋ルートじゃん。
「で、俺はそん時からグレてたから学校来る日も少なかったんだけど、たまに来るとかながすげー喜んでさ。まあまともに話せるのはかなぐらいだったな、その時は。で、何度か話して連絡先交換してそこでも話すようになった」
大丈夫、大丈夫。
私は、別に気にすることなんてない。
先輩のことが好きなわけでもあるまいし。
「で、相談されることも増えて。…かながストーカー被害にあってて、親にも誰にも言えていないってことも聞いた」
なんで小此木先輩には言えるのよ…。
っあ、口調きつくなっちゃった。
「それで…?」
「かなには頼れる男子が周りにいないから、しばらく彼氏のフリをしてくれないかって頼まれた」
ドクンッ…


