年上ヤンキーの熱が止まらない



ズキッ―

先輩は、違う。

なんて、根拠のないこと言っても意味不明だし。


「…私は、先輩のこと…好きじゃないです」

冷たい声で、言い放つ。


「なんで?」

声は穏やかだけど、表情や体が強張っている。


怒ってる…?


「け、喧嘩してるところとか‥。人を傷つけるのはいけないことです!喧嘩売られても、暴力をふるっていいことにはならない。言葉だって…同じです。……けど、人や自分を守るためなら…多少ならっ…でも!暴走族とか、不良は違うっ!」

声を張り上げた私に、先輩が目を丸くした。