どきどき。 どき、どき…? ど、どどどどど!!!? 意味が分かった途端、顔が熱くなる。 確かに、早かった、けどっ! それって、ほんとに…? 先輩が私を、す、好きっていうことの証明になるかわからないけど…意識してくれてるってことだよね? なんだろ…私なんかをどうやって先輩は…。 不思議でしかない。 この…音を聞かなかったら絶対信じてなかった。 「気づくのおっそ。…それで、俺のこと知ってる?」 さっきまでの強引で俺様な態度とは違い、恐る恐る…というふうに聞いてくる。