瞬次も敬語をろくに使ってないのもどうかと思う。さすが問題児、と心の中で嫌味な称賛を送った。
「もう1人の問題児もようやく起きたな、、、寝るなよー水田」
瞬次を一瞥して言う。
「はーい」
気の抜けたように返事をする瞬次を見てため息を吐きたそうな顔になった。それでも何も言わないところを見ると、いつも瞬時が寝ていることがわかる。
そう、瞬次は桐島とともに青海中学の問題児として名を轟かせている。桐島は同じクラスにいる彼女にちょっかいをかけまくり、瞬次は瞬次で午後からの授業は9割がた寝ている。
どちらの行為にしろ、教師陣は手を焼いている。
「、、、じゃあ授業戻るぞー、、、えーだからつまり2個のさいころを振った時のさいころ出る目の和とか積はこんなふうに表を書いた方が見やすくていいという話だ。そして、目の積が偶数になるときの確率は、、、」
換気のため、といって開け放たれた窓からは肌寒い風がなだれ込んできた。ポカポカとした陽気ではないが、瞬次は下がってくる瞼に抵抗できない。
チャイムがなって、授業が何とか終わり、残すところ帰りの会と部活だけになったというところで、瞬次の幼馴染である藤岡水桜が瞬次の席にやって来た。
肩までの髪に大きい目と白い肌をしている。
「もう1人の問題児もようやく起きたな、、、寝るなよー水田」
瞬次を一瞥して言う。
「はーい」
気の抜けたように返事をする瞬次を見てため息を吐きたそうな顔になった。それでも何も言わないところを見ると、いつも瞬時が寝ていることがわかる。
そう、瞬次は桐島とともに青海中学の問題児として名を轟かせている。桐島は同じクラスにいる彼女にちょっかいをかけまくり、瞬次は瞬次で午後からの授業は9割がた寝ている。
どちらの行為にしろ、教師陣は手を焼いている。
「、、、じゃあ授業戻るぞー、、、えーだからつまり2個のさいころを振った時のさいころ出る目の和とか積はこんなふうに表を書いた方が見やすくていいという話だ。そして、目の積が偶数になるときの確率は、、、」
換気のため、といって開け放たれた窓からは肌寒い風がなだれ込んできた。ポカポカとした陽気ではないが、瞬次は下がってくる瞼に抵抗できない。
チャイムがなって、授業が何とか終わり、残すところ帰りの会と部活だけになったというところで、瞬次の幼馴染である藤岡水桜が瞬次の席にやって来た。
肩までの髪に大きい目と白い肌をしている。

