Bond of the race〜父と僕との絆〜




「あの、ボク何かしましたか?泣;」

「お前!弱虫、泣き虫のクセに他の貴族令嬢から、チヤホヤされて生意気なんだよ!」

いわゆるひがみだ。

「ちょっと頭良くて可愛い容姿で、何をやっても完璧で、親にも期待されて、…オレなんて、オレなんか…!怒」

「つーことで、お前、今から恥かいてもらうね?イジメておねしょでもすりゃ、みんなお前を軽蔑してくれるだろ。」

「ふふふふ…」3人はレンにイタズラしよーとした。

「や、やめ…」

その時!


「そんなんじゃ、何時まで経ってもイジメられるぞ!」

何処からかともなく声が聞こえた!

「!…どこから声が?」

「げっ!上だ!;」

にっ!とユウシがホウキに乗ってコチラを見てる。

「レン!男なら自分でどーにかしてみろ!笑笑」

「え!;助けに来たんじゃないの!?;泣」

「甘ったれんな!!怒…お前が容姿が可愛いくて、女の子からモテモテなのがいけないんだろ!ボクなんか、ボクなんか……、、怒」

「…こっちもひがみね。」呆れ顔のリリィ。

「そんな……、そんなの知らないよ!親の期待だって女の子からの期待の眼差しだって、ボクにとっては重圧なんだよ!ボクだって、フツーの男の子なんだから!泣、そんなのでイジメられるなんて知らないよ!!泣」

ユウシはにっ…と笑った。

「イジメられて、1人前の男になれー!笑怒」

「そんなぁ!;泣泣」3人はレンを囲んでいる。

「仲間に見捨てられたな!笑」

「これで、心置き無くお前を恥ずかしめれるぜ!笑」

レンは泣きながら、手に魔力を込めてしまった!

「わーーーん!泣;」

誤って、それが発動してしまった!

ボンッ!と火の玉が貴族男児達の方に発射した!

「わ!;」

「逃げろ!;」

貴族男児たちが走って逃げる!

火の前にユウシがホウキに乗り前に立ちはだかる!
そして、「あとは任せた!リリィ!」

「へ?え!;アタシ!?;」

「も〜どーなっても知らないわよ!;ベール・オブ・ウォーター!」

水のベールが火球を優しく包んだ!
そして消えた。

「ふぅ、危なかったぜ。」

「危ないのはアンタの考えよ!最後アタシに任せっきりなんて!怒;」


「……た、助かった、、」腰を抜かす貴族男児たち。

「ご、ごめん!;」駆け寄るレン。


「ごめんね!怪我しなかった?」

「…あぁ、大丈夫だ。俺たちこそごめん。…俺達だけじゃないのか、、プレッシャーや、悩みを抱えてるのは…。」

3人の貴族男児達は我に返った。

「俺達レンに八つ当たりなんかして、、クソダセー……。笑」

「!」レンはみんなが嫌な思いをしていたのは自分のせいじゃなく、それぞれのプレッシャーのせいなんだと思った。

「ボクこそ、ごめんね、気づかなくって…。」

「ユウシくん!ありがとう!」

ユウシはニッコリ笑った。

リリィ嬢も(ユウシったら、ひがみだけかと思ったら、遠回しに仲直りさせるなんて…笑)

「よし!仲直りの証ってことで、マジック・フラワー・ファイヤー!」

昼間でも見える置き型の花火の魔道具に火を付けてブワァー!っと燃やした。

「わー!きれー♪」レンの瞳に花火が映る。

「おお〜!!」と男の子達も感動した。

「きれー、、え、?;これやばくない?;」リリィが言う。

ブアアアアア!!!!花火の威力が増した!
「きゃーーーー!!!;恐怖」
「やば!;」ユウシが叫ぶ。


「消せ消せ消せー!!;」貴族男子達が叫ぶ!

仲直りの証の花火は親達のおかげで鎮火されたのだった。

この後こっぴどくそれぞれの親に叱られたのは言うまでもない。