それからしばらくし、ユリウスは住んでた所の森よりもっと奥深くの森にやって来た。
その森はジーク家の領土だった。
ジーク家は何処の国にも属さない、組織だった。
ユリウスの首には剣が突きつけられ、手を後ろに回され、膝をついていた。
ユリウスはそこの人達に理由や経緯を話し、住まわせてくれないかと言った。
「ボクの命より大切な家族だ。家族だけでも住まわせてくれないか!」
「見返りはなんだ?」
「ボクの忠誠を誓う。それでいいか?」
「………。分かった。お前のその揺るがない意思に免じて住まわせてやろう。」
そして、ユリウス達はジーク家と暮らす事になった。
ジーク家の組織とゆーのは、森を守る為の組織で、死の森に入る者を監視し、害のある者を暗殺する組織だった。
「私の名前は、グレイ・T・ジークだ。先程はすまなかった。」
「いえ、ボク達こそ急に現れて押し掛けてしまって、すみません。」
「珍しいな…、神守を連れているなんて。」
「分かるのですか?」サリアは聞いた。
「あぁ、私達も神の血筋の子。タイタンの一族だからな。」
「神様はこの子を地上へと落としました。ですが幼いので自分の使命も分かっていません。これからどーすればいいのかも、正直……分かりません。」ユリウスは自分が情けなく思った。
「自分を追い詰めるな。確かにあの子は神の子だ。神の意思に任せなさい。」
「はい。」ユリウスは返事する。
「君の事をもっと知りたい、君の親の事など教えてくれないか?」
