翌日、サリアがついてこいと言った。
サリアの後を着いて歩いたユリウス。
すると1つのガラスの部屋の中に、、
「よっ!」と、黒髪のボサボサ頭の顔に傷がある男が座っていた。
「だ!;団長!?団長なんで!;」
「ま、アレだ。紅竜を逃がした罪でここにぶち込まれちまった。てへっ」
「てへっじゃなくて!;団長は危険分子じゃないでしょっ!」
「…国に害をもたらす者はここへ入れられる。ユリウス、黙っててすまない。やはり知り合いだったか。焦;」サリアは言う。
「危険分子No.14。名をトイチロウ。性別男。」
「ユリウス、大きくなったなぁ。はははっ笑」
「いや。和んでる場合じゃないでしょ!;」
「お前、危険分子をここから出すんだってな…。」
「はい。……。」
「がんばっ!笑」
「軽っ!;……でも、もう少し待っててくださいね!必ず出してあげますから!」
*
その年、ボクの猛アプローチで、サリアと結婚もした。
翌年、長女のリナが産まれた。
順風満帆で、幸せな日々を送っていた。
その次の年、また新たに危険分子がやってきた。男の子の赤ん坊を抱えた下半身は蛇で上半身は女体の生物がやって来た。
ボクは取締役になっていた。
危険分子No.16(蛇女)と、危険分子No.17(男の子)
記録は観察と、体調管理、衛生管理をしていた。
エサやりの部分に線を引き消して、【食事】と書いた。
何か悪さをする訳では無いけど、子供に危害が加わると蛇女は攻撃的になる。
「そうだなー、名前が数字じゃやっぱり呼びにくいよね!」ユリウスは急にそう言い、
「No.16は蛇と女性の融合体だから、神話から取ってメドゥーサ!んー、、メドゥーサじゃちょっとよそよそしいか、じゃー、メドゥーサのサラ!でどーかなぁ?にこにこ。」
ユリウスは独り言のようにガラス越しのメドゥーサに向かって話かける。
「で、男の子は、ボクの名前から取ってユ、ユ、ユ〜……ユウシ!勇敢で志高く、でユウシ!どーかなぁ?にこにこにこ。」
それを見ていたサリア。リナにミルクをあげながら、言う。
「ユリウス、にこにこと、不気味だぞ?余計警戒される。その笑顔やめろ。」
「そんな事ないよねー!リナちゃん♪」
「あーあーあー♪」リナはユリウスに懐いている。
