お節介な君に救われるとかさ、




 その言葉らは果たして、私を思ったものなのだろうか。

 私ではなく状況を思ったもののように思える。







 どれもこれも、自分は「安全」であると思っているからこその言葉たち。

 関係ない位置から、哀れなクラスメイトを慰めている、そんなふり。





 ぼんやりしているといきなり手をつかまれた。柵のほうへとそのまま連れていかれる。


 その手の温かさに、自分の指先の冷たさを自覚する。