バス停は、店のすぐ横に在った。私は時刻表の見方がよくわからなかったから、日向君に教えてもらう。
「今日は日曜日だから、これ。で、図書館方面はこっち。」
「ってことは、あと30分も時間がある?」
「正解!ってか、どうしようか。めっちゃ時間あるじゃん。二奈は、どんな本が好きなの?」
「前は、ファンタジーとか、恋愛小説とかばっかり読んでました」
「へぇ。おすすめのとかあったら教えて。俺はあんまり読まないほうで。読むにしてもミステリーとかかな」
「ミステリー、いいですね。私も、おすすめの、教えてもらいたいです」
