「ところでさ、こっからどこ行く?好きなとことか、ない?」 「えっと、読書とか、好きだったはずです。最近は全く読んでないんですが」 「じゃ、次は図書館かな?ちょっと遠いけど、バスに乗ってけばいいよね」 私の自信なさげな提案を即座に肯定してくれるのが、結構嬉しい。 「またお金を出させても申し訳ないので……」 「今日は特別って言ってたの、聞いてた?」