全力コンパス〜四神の恋は予測不能?!〜 ある日突然イケメン幼なじみの婚約者になっちゃいました!

私は日曜日までに荷物をまとめた。
迎えには高柳さんがきてくれて車で学校に送ってくれた。
ーすごい山の中。これこそ秘境⋯
最近は意味が分からないことが起こりすぎて陰陽師なんて信じられなかったけどなんとなく実感が湧いてきた。
これからここで生活するんだ。この学校では友達てぎるといいな。
そんな期待を胸に私は学校の敷地に足を踏み入れた。
「麗様、ここからは方位寮の寮長上条様が案内してくださいます。」
そしたら後ろの方にいた女の子が私に気づいて走って駆け寄ってきた。
「あなたが麗ちゃんね!私は上条蛍(かみじょう ほたる)高校1年生よ!これからなにか分からないことがあったらなんでも聞いてね!」
マシンガントークのごとく繰り広げられた蛍さんの自己紹介に戸惑いながらも私は少しうれしくなった。
「ありがとうございます。」私はお礼を言った。
「こんなところで立ち話もなんだから寮に向かいましょう!荷物をもってついてきて!」
私は段ボール箱を両手に抱え蛍さんのあとについていった。
「方術学園は中高一貫校なの。一様私立だけど国が認めている陰陽師の指定校よ。寮は女子寮、男子寮、そして方位寮があるわ。方位寮は他の寮と違って東西南北の姓がつく家とその分家が住んでいるわ。私も東家の分家の娘よ」
東家?南月君が言ってたやつか。
東⋯この名前にも私は聞き覚えがある。
「東家の次期当主の名前ってなんですか?」
「名前?えーと、東春輝(あずま はるき)君よ。たしか麗ちゃんとも同い年じゃなかったかしら」
⋯やっぱり。南月君のことで察しはついてたけどやっぱりそうなんだ。
私には幼なじみが四人いてその一人が東春輝君。
スポーツが得意で、とにかく明るくクラスのリーダー的存在だった。青葉君ともとても仲が良かったのも覚えている。
そんなことを思いながら歩いていると豪華な寮の前まで来た。そして中にはいり蛍さんはエレベーターの12階を押した。エレベーターはどんどん上がり扉が開き一室の前まで来た。
「ここが麗ちゃんのお部屋よ。右隣が南月君で左隣が西園さんよ。南月君とは話てるだろうけど西園さんにも挨拶しておいてね。今日はいないだろうから学校が始まってからの方がいいいかしら。これ部屋の鍵ね。じゃあ麗ちゃんまたね」
そう言って私のに鍵を渡し蛍さんは私の前から去っていった。私はその鍵を使いドアを開けた。
ーガチャッ 
ドアを開けるとリビングが広がっていた。
広い。家より広いかも⋯ここを一人で使うなんて
リビングの隣に勉強部屋と寝室、バスルームなどなど⋯
こんな広いのに私一人で住むのもったいなさすぎる。
自分の部屋に荷物を運び入れ荷物整理をはじめ、明日の準備を済ませた。制服はクローゼットの中に入っていて心配は必要なさそう。
その日は家から持ってきたお弁当を夜に食べ大きいお風呂に浸かりベットにダイブした。

朝目覚まし時計の音でいつも通り起き制服に着替え準備をしているとドアをノックする音が聞こえてきた。
ドアを開けると蛍さんが立っていた。
「おはよう!麗ちゃん、制服とっても似合ってるわ。今日は朝、学校の一階にある職員室にいってね。先生に転校生っていえば対応してくれるから。」
そう言って地図を渡し蛍さんは自分の部屋に戻っていった。
全ての準備を済ませて戸締まりをして学校の職員室に向かった。
コンッコンッコンッ
3回ドアをノックしてドアを開けた。
「失礼します。転校してきた北神麗です。えっと⋯」
私に気づいて一人の女性教師が私に駆け寄ってきた。
「あなたが北神さんね。私はあなたの担任よ。これからよろしくね。さっそく教室に向かいましょう」
先生の後をついていきある教室の前で止まった。
「私が呼んだら入ってきてね」そういわれドアの前に立つ。しばらくすると先生が私を呼んだ。ドアを開けて教室に入る。
ーすごい緊張する⋯友達、できますように!
勢いのまま黒板の前に立った。
「北神麗です!。よろしくお願いします」
まばらな拍手が起こる中一部の子たちは
「北神ってあの北神?」 「北神家の孫ってあの子?」
なんて声が聞こえてくる。
う〜北神家ってそんなに凄いんだ⋯
「北神さんは窓際の後ろの席に座ってね」
そう先生に言われ席に座りその後休み時間に入った。
席で授業の準備をしていたら⋯
「麗!麗じゃん!北神家の孫って麗だったのか!」
懐かしい声が私のもとに聞こえてくる。
「春輝君久しぶり!隣にいる二人ってもしかして悠梨君と碧衣ちゃん?」
「そうよ麗!覚えていてくれてうれしい!」
「おはよう⋯」
春輝君の隣にいる男の子と女の子が声を上げた。
二人は私の幼なじみの倉本碧衣(くらもと あおい)ちゃんと恩田悠梨(おんだ ゆうり)君。
「青葉と話したのか?」春輝君が聞いてきた。
「うん。でも私のこと覚えてないみたい。だから南月君には何も言わないでほしい。」
「マジか。まぁ確かに中学になってから麗の名前を青葉から聞いたことなかったしな」春輝君が共感してくる。
「でも、麗は本当にいいの?」碧衣が心配してくる。
「いいの。そっちの方が楽だし。」
「麗がそれでいいなら俺たちはそうするけど⋯とりあえずこれからよろしくな!青葉はサボり魔だからほとんど授業に来てないけど一様おんなじクラスだぞ!」
そう言いながら3人は席に戻っていった。

授業は陰陽師の話が難しすぎてよく分からないまますぎ一日の授業が終わった。