現実世界の、王子様


心の中で思わず呟くと、
なんだかこっちに歩いて来るような
足音が。

「おーい。誰かいるのか」
 
もう我慢ならない。頭の痛さも、イライラも。

「もう!うるさいわね。こっちは
頭痛いの!」
気付けばベッドも飛び出してカーテンの外まで出ていた。