「あの、純さん?聞きたいことがあって」
「どうした?」
「私と純さんって小さい頃一緒に過ごしたことありましたよね?」
この際思い切って聞いてみたら、信じられないものでも見るみたいな目をしてぽかんと口を開けている。
「今頃か……?」
「いやーだろうなとは思っていましたけど確証がなくて。瞳が緑色出し確信してたけど」
しょうがない。だって名前知らなかったもん。別に紹介されなかったし聞かなかったし言われなかった。
わかっていたのは瞳が珍しい緑色であることだけ。今とっても純さんの瞳に感謝してる。
「じゃあまたテニスしたいな。純さんとテニスするの楽しかったから」
「休みの日にテニスコートに行くか」
「やった!」
嬉しくて思わず顔をほころばせると、流れるように頬に手が触れるとキスされた。



