それからは純さんお手製のめっちゃ美味しい夜ご飯を食べて、明日も仕事のある純さんに合わせて寝た。
そしたら朝、体が動かなくなっていた。どゆこと?なんて思っていたら純さんが私を抱き枕にしてましたね。まじ重いです。
グイッと無理やり抜け出そうとしたらどうやら起こしてしまったらしい。
「──おはよう」
「オハヨウゴザイマス」
どうしよう。推しを起こした。
昨日の振り返りをすると、本棚から本を取ろうとしたら頭をぶつけて前世の推しと同棲していることに気づいたのだ。
マジイミフ。
「あの、離してもらっても?」
「どこへ行く」
「普通に起きます」
そういうと、しぶしぶ腕が離れていって解放された。
そのままベッドから降りようとすると純さんが目を大きく開いてから固まる。
「本当に起きるのか?」
「え、はい」
ええ?私は起きることも許されないのか?なんて思っていたが確かに私が朝早くに起きることなんてこの人の前だと初めてかもしれない。
うーん、でも小さい頃は起きてたけどな。



