「私実は人間不信でして」
「それは知っている」
あ、そうですよね。明らか普通の人の行動してないから気づくよね。
「正直なところ今までは純さんに嫌がらせして出て行ってもらったらいいな、なんて思ってて。本当にすみません!!」
「……」
お見せする顔がありません!!
ペコッと今出来る最大限のお辞儀として視線を下に向けると何故か頭に純さんの片手が乗った。
「つまり信じてくれた?」
「え、はい」
それは最初からそうです。
純さんはいつでも優しいですし、愛を感じる。それにあの日の春休みに会った男の子と同一人物なら性格も合うし。
「ならいい」
「はい?」
そのままわしゃわしゃと頭を撫でられたら、手に持っていた荷物が純さんの手にわたり、そのままリビングへと歩き出した。



