ーー悠太郎サイド
(……やばい、早すぎた)
待ち合わせ時間の30分前に駅に着く。
紬ちゃんのことを考えていたら落ち着かなくて、
早いのは分かっていたけど家を出てしまった。
今日行く水族館を調べて予習する。
(紬ちゃん、何が好きなんだろう。ペンギンかな。イルカかな。)
水槽を眺めて嬉しそうにする紬ちゃんを想像してついにやける。
(……そろそろかな)
改札の方を見ると、紬ちゃんがいる。
かわいすぎる。あれが、本当に俺の彼女?
「ごめん、お待たせ」
……無理。かわいい。
「待ってないよ、今来た」
つい嘘をついてしまう。
水族館に着く。
「ね、イルカショー15時からあるよ」
パンフレットを真剣に見ている。そういうとこ、ほんと無理。
「じゃあ計画的に回らないと」
紬ちゃんが可愛すぎて、つい口元が緩んでしまう。
イルカショーは屋外だったから体が冷えた。
「体冷えたね、温かいもの飲もうか」
カフェテリアで一休みする。
あったかくなってきた、と紬ちゃんがコートの前を開けてびっくりする。
「え、ちょっと待って」
慌ててコートを脱ぐ。
「ねえ、服おそろいなんだけど」
紬ちゃんが、俺が着ているのとそっくりなグレーのニットを着ていた。
「……え?」
「打ち合わせしてないのに被ることってある?」
「ねえ、真似しないで」
「真似してないよ、そっちが真似したんでしょ」
「私、真似してないもん」
(こんなの、運命感じるに決まってるじゃん)
「じゃあ運命だ」
つい口に出てしまった。
紬ちゃんは、恥ずかしそうにしていた。
……言いすぎたかもしれない。
(……やばい、早すぎた)
待ち合わせ時間の30分前に駅に着く。
紬ちゃんのことを考えていたら落ち着かなくて、
早いのは分かっていたけど家を出てしまった。
今日行く水族館を調べて予習する。
(紬ちゃん、何が好きなんだろう。ペンギンかな。イルカかな。)
水槽を眺めて嬉しそうにする紬ちゃんを想像してついにやける。
(……そろそろかな)
改札の方を見ると、紬ちゃんがいる。
かわいすぎる。あれが、本当に俺の彼女?
「ごめん、お待たせ」
……無理。かわいい。
「待ってないよ、今来た」
つい嘘をついてしまう。
水族館に着く。
「ね、イルカショー15時からあるよ」
パンフレットを真剣に見ている。そういうとこ、ほんと無理。
「じゃあ計画的に回らないと」
紬ちゃんが可愛すぎて、つい口元が緩んでしまう。
イルカショーは屋外だったから体が冷えた。
「体冷えたね、温かいもの飲もうか」
カフェテリアで一休みする。
あったかくなってきた、と紬ちゃんがコートの前を開けてびっくりする。
「え、ちょっと待って」
慌ててコートを脱ぐ。
「ねえ、服おそろいなんだけど」
紬ちゃんが、俺が着ているのとそっくりなグレーのニットを着ていた。
「……え?」
「打ち合わせしてないのに被ることってある?」
「ねえ、真似しないで」
「真似してないよ、そっちが真似したんでしょ」
「私、真似してないもん」
(こんなの、運命感じるに決まってるじゃん)
「じゃあ運命だ」
つい口に出てしまった。
紬ちゃんは、恥ずかしそうにしていた。
……言いすぎたかもしれない。


