「イルミネーションも終わったし、帰ろっか」
悠太郎くんがそう言って、歩き出す。
駅はすぐそこ。バイバイするのは寂しい。
そんな私に気付いたのか
「……もう遅いけど、少し喋ってく?」
うん、と小さく頷くと
自販機で温かい飲み物を買ってくれる。
「ココアとミルクティー、どっちがいい?」
「……ココア」
「はい、ココア」
ベンチに座って飲み物を飲む。
「……なんか、変な感じするね」
悠太郎くんが笑うから、つられて笑う。
「改めて、これからよろしく」
「うん、よろしく」
「呼び方、紬ちゃんのままでいい?呼び捨てにしようか」
「え、なんでもいいよ。紬でも、つむちゃんでも、むぎでも」
「え、紬ちゃん、つむちゃんとか、むぎとかって呼ばれてるの?」
「幼稚園の頃、つむちゃんって呼ばれてた。地元の友達はむぎって呼ぶ子もいる」
「えー、なんかそれ、特別って感じでいいな」
ずるっ、と小さく呟いて笑った悠太郎くんが可愛い。
「悠太郎くんは?なんかあだ名あった?」
「いやー、俺は皆から悠太郎だな。あ、小さい頃はゆうくんって呼ばれてた」
「じゃあ、ゆうくんって呼ぼうかな」
悪戯心で言うと、それはちょっと嫌かも、と悠太郎くんが笑う。
「じゃあ、しばらくこのままでいっか」と笑い合う。
今までも悠太郎くんと過ごす時間は楽しかった。
でも、これからは彼女。
きっともっと、楽しくなる。
悠太郎くんがそう言って、歩き出す。
駅はすぐそこ。バイバイするのは寂しい。
そんな私に気付いたのか
「……もう遅いけど、少し喋ってく?」
うん、と小さく頷くと
自販機で温かい飲み物を買ってくれる。
「ココアとミルクティー、どっちがいい?」
「……ココア」
「はい、ココア」
ベンチに座って飲み物を飲む。
「……なんか、変な感じするね」
悠太郎くんが笑うから、つられて笑う。
「改めて、これからよろしく」
「うん、よろしく」
「呼び方、紬ちゃんのままでいい?呼び捨てにしようか」
「え、なんでもいいよ。紬でも、つむちゃんでも、むぎでも」
「え、紬ちゃん、つむちゃんとか、むぎとかって呼ばれてるの?」
「幼稚園の頃、つむちゃんって呼ばれてた。地元の友達はむぎって呼ぶ子もいる」
「えー、なんかそれ、特別って感じでいいな」
ずるっ、と小さく呟いて笑った悠太郎くんが可愛い。
「悠太郎くんは?なんかあだ名あった?」
「いやー、俺は皆から悠太郎だな。あ、小さい頃はゆうくんって呼ばれてた」
「じゃあ、ゆうくんって呼ぼうかな」
悪戯心で言うと、それはちょっと嫌かも、と悠太郎くんが笑う。
「じゃあ、しばらくこのままでいっか」と笑い合う。
今までも悠太郎くんと過ごす時間は楽しかった。
でも、これからは彼女。
きっともっと、楽しくなる。


