図書室の秘密

「ハローハロー涼子ちゃん」


今教室にいるのは私と橘君だけ。
シーーッと唇に指を当てがい、

「私のこと教室で名前呼びしないで!苗字があるんだから!塚本っていう」


ますます目を丸くして頬杖つくポーズは口説いてるようにみえてきてーー


「あと姿勢!親しい間柄ってバレたくないの!」


開き直り背中を見せ顔だけ振り返るようになり、


「じゃあ塚本さん、何をそんなに慌ててるの?」


しらを切る私ーー


「放課後図書室で教える!」