高校2年生になった俺は相変わらず来るもの拒まず…の変わらない生活を続けていた。彼氏ができたり出来なかったりの花実とも付き合いを続けていて、まるでセフレのような関係を継続している
彼氏と別れると俺のところに戻ってくるのが花実の癖だった
何度か花実といる時に他クラスの莉緒と目が合ったが、まるで汚いものでも見るような軽蔑した目で俺の事を見ていたことが忘れられない。莉緒は所詮俺にとっては別世界の高嶺の花…
俺はもう最初から諦めていた…
◇
時が過ぎ、俺達2年生は修学旅行に行く事になった…
行き先は北海道で、3日目の札幌、小樽では自由行動があり、俺たちは市内を観光する事になった。馬鹿みたいに男同士で浮かれていると、同じく市内を回っている莉緒を見掛けた。莉緒はクラスの女子達と笑いながら歩いている。
「あっ‼︎緑川さん発見‼︎」
同じ班の裕人が1人で湧き立って騒いでいる。俺は気のないふりをして「あーそうだな」と適当に相槌を打った…
「俺声かけちゃおうかな」
沸き立つ裕人は莉緒や友達がいる数人のグループに話しかけようとしている
「止めとけば。お前なんか相手にされねーよ」
「でも一か八か上手くいくかも知れねーじゃん」
向かい側にいる莉緒達のグループに向かって裕人が歩き出し、信号が変わるのを待っている…
「ったく、どうせ嫌がられるのがオチだよ」
おれが止めるのも聞かずに莉緒達のグループに向かっていく裕人は横断歩道を渡って莉緒達に近付いた…
遠目で見ている俺に反して裕人は本当に声を掛けている。その内にOKサインである腕で丸をつくった裕人が俺に合図を送った
(……嘘だろ⁉︎莉緒と一緒に行動できるとかマジで神だし……)
彼氏と別れると俺のところに戻ってくるのが花実の癖だった
何度か花実といる時に他クラスの莉緒と目が合ったが、まるで汚いものでも見るような軽蔑した目で俺の事を見ていたことが忘れられない。莉緒は所詮俺にとっては別世界の高嶺の花…
俺はもう最初から諦めていた…
◇
時が過ぎ、俺達2年生は修学旅行に行く事になった…
行き先は北海道で、3日目の札幌、小樽では自由行動があり、俺たちは市内を観光する事になった。馬鹿みたいに男同士で浮かれていると、同じく市内を回っている莉緒を見掛けた。莉緒はクラスの女子達と笑いながら歩いている。
「あっ‼︎緑川さん発見‼︎」
同じ班の裕人が1人で湧き立って騒いでいる。俺は気のないふりをして「あーそうだな」と適当に相槌を打った…
「俺声かけちゃおうかな」
沸き立つ裕人は莉緒や友達がいる数人のグループに話しかけようとしている
「止めとけば。お前なんか相手にされねーよ」
「でも一か八か上手くいくかも知れねーじゃん」
向かい側にいる莉緒達のグループに向かって裕人が歩き出し、信号が変わるのを待っている…
「ったく、どうせ嫌がられるのがオチだよ」
おれが止めるのも聞かずに莉緒達のグループに向かっていく裕人は横断歩道を渡って莉緒達に近付いた…
遠目で見ている俺に反して裕人は本当に声を掛けている。その内にOKサインである腕で丸をつくった裕人が俺に合図を送った
(……嘘だろ⁉︎莉緒と一緒に行動できるとかマジで神だし……)



