所謂莉緒は高嶺の花のような存在で、俺にとっては手の届かない遠い存在だった
「はじめー。ちゃんと私のこと見てる⁇」
甘ったるい声で同じクラスの楠本花実《くすもとはなみ》が俺に話しかける
莉緒を見てから寄ってくる他の女子達といても上の空の自分がいた…
「見てるよ」
キスを交わしても全く気持ちが入らず、莉緒に気持ちがいってしまっている自分がいる…
ある日自転車置き場にいた莉緒を見掛けると、自転車のカゴに傘を置きっぱなしにしてしまっている姿を見掛けた
莉緒がいつもさしているピンクのチェックの折り畳み傘…
莉緒はその傘がお気に入りなのか、いつも雨の日はその傘をさしていた…
(……あの傘が気に入ってるんだな。でも、カゴの中に置きっぱなしにしたら盗まれるかもしれないのに……)
俺は単純に莉緒の傘が盗まれないかを気にしていた。でも、莉緒との接点が何もない上に莉緒は俺みたいな奴には絶対に興味を示さない
元々来るもの拒まず、去るもの追わずの俺は、自分に興味示さない莉緒に自分から向かう事は出来なかった…
「はじめー。ちゃんと私のこと見てる⁇」
甘ったるい声で同じクラスの楠本花実《くすもとはなみ》が俺に話しかける
莉緒を見てから寄ってくる他の女子達といても上の空の自分がいた…
「見てるよ」
キスを交わしても全く気持ちが入らず、莉緒に気持ちがいってしまっている自分がいる…
ある日自転車置き場にいた莉緒を見掛けると、自転車のカゴに傘を置きっぱなしにしてしまっている姿を見掛けた
莉緒がいつもさしているピンクのチェックの折り畳み傘…
莉緒はその傘がお気に入りなのか、いつも雨の日はその傘をさしていた…
(……あの傘が気に入ってるんだな。でも、カゴの中に置きっぱなしにしたら盗まれるかもしれないのに……)
俺は単純に莉緒の傘が盗まれないかを気にしていた。でも、莉緒との接点が何もない上に莉緒は俺みたいな奴には絶対に興味を示さない
元々来るもの拒まず、去るもの追わずの俺は、自分に興味示さない莉緒に自分から向かう事は出来なかった…



