好きなひとはお医者さん⁉︎

***


みおサイド


目が覚めるともう夜になっていた。
そうだ、検査が終わって、採血をすると言われて暴れたんだった。


隠してた先生たちが悪いじゃん。
薬で簡単に眠らされたことに悔しくなる。


こんな時間に起きたから、また寝ようと思ってもなかなか眠ることができない。
腕を見たら、点滴をされていた。



こんなものっ……



腕から針を引き抜く。



ポタポタ…



点滴の液体と腕から溢れた血液が床に滴る。


その光景を意味もなくぼうっと眺めていた。
痛いのが怖くて暴れるのに、自分で針は引き抜けるのがバカみたい。


そうこうしているとちょっとずつ呼吸が苦しくなってくる。


ヒュー、ハァハァ、ヒューヒュー、ゴホッゴホッ


意識を手放しかけたその時…


成瀬「みおちゃん!みおっ意識保って!」


いきなり成瀬先生が来て
酸素マスクをつけられて、薬を注射される。
昼間の嫌な記憶が蘇る。


みお「こわい、こわい…ハァハァ」


成瀬「もう大丈夫だ。眠くなるお薬じゃないから、安心して。
   呼吸が落ち着く薬だから。さっきはごめんな」