星に願う君を。

―次の日、学校へ行くと彼女に呼び止められた。


「翔くん。」

「ん?」


ここ数日で彼女の声にも慣れてきたものだ。

もう当たり前のように返事ができる。


「あのー…」

「…なに?」

「その、やっぱり…。」


なんとなく、わかってきた気もしなくはない。

昨日、あのあと写したいものと言われ、俺の頭には彼女しか浮かばなかった。

だって彼女のために俺はカメラを手に撮ったのだから。


「ねぇ、今度は海行かない?」

「へ…?」


君は海を眺めていた。

その横顔が美しかったから。

そんな君を、僕は写してみたい。


だから、


「たまには付き合ってよ、相棒に。」