星に願う君を。

―それから、撮り方のコツなどを教わった。

少ししたら休憩しよっと優也が飲み物とお菓子を持ってきてくれたので休憩に。


「翔くんは教えたことすぐに吸収できるねー。」

「そんなことないです。

優也のお父さんが教えるの上手だから。」

「それだけじゃ人はすぐに上手くならないよ。」


優也の父さんは穏やかに笑う落ち着いた人で、教えた方もすごく上手だ。

こんな人は初めてあったかもな。


「ところで翔くん。

君はなんでカメラをしようと思ったんだい?」

「え?」

「あ、答えたくなかったらいいんだよ?

でも、そうだね。



カメラは想いも大切だよ。」

「想い…。」

「そう。何を、どう写したいのか。

写して何を伝えたいのか。

それとも誰に見せたいのか。ね。」

「…誰に見せたいのか。」


そうか、ただ、ただがむしゃらに撮るのじゃだめなんだ。

気持ちがあるから。


「君には写したいモノがちゃんとあるみたいだ。

技術面は今日僕が教えた通り。

あとは、練習と君の気持ちだよ。」

「はい、ありがとうございます。」


何を、写したいのか。