星に願う君を。

―土曜日


「お、きたきた〜。」

「ごめん、お待たせ。」


今日は彼女のほうが早くにいた。

俺はまさかの寝坊です…。

11時半に、出ようと思ってたら、11時に起きるという…。


「ほんと、ごめん。」

「いいよー、結局10分しか遅れてないし。」

「…カフェ代、俺出すから。」

「えぇ~、ほんと!ありがとう〜。」


朝起きてビビった俺は1番に彼女に連絡を入れた。


[ごめん、寝坊した!

すぐ行くから近くのカフェにでも入ってて!]


彼女からはのんきに


[はぁ〜い。]


とだけ返ってきた。


「…今日は何するの?」

「今日はねぇ〜…。」

「ん?」


彼女は何かを言いたげにしたあと、口を閉じた。


「あ〜…いや、買い物付き合って!」

「え?」

「ごめん、今日カメラいらなかったかも。」

「あ、いや…それはいいんだけど、」


何が、言いたかったんだろう。