星に願う君を。

次の日。

とりあえずわからなすぎてデジカメになれることにした。

だから登校途中も何かしらあったら取るようにデジカメをカバンに入れて登校した。


猫やそれこそ電車とか撮ってみたけど…。


「ん〜…影、?」


ほんとに、ブレすぎ…。


「おっはよー、翔!って、何持ってるの?」

「あぁ、おはよう優也(ゆうや)。」


優也は中学からの友人だ。


「デジカメ。」

「デジカメ?なんでそんな急に…、あ〜…ようやく趣味でもできた?」

「ようやくって、ん〜…まぁ、そんなとこ?」


説明が面倒くさすぎて適当に流してしまった。

いや、でも優也は口が軽いからすぐに広まってしまうからいいや。


「へぇ〜、学校に持ってくるとか相当だな。」

「デジカメ初めてでなんにもわからないんだよ。」

「デジカメねぇ。同じかわかんないけど俺の父ちゃんカメラ好きだから今度聞いてみたら?」

「え、あ〜…そうだったな。

それもありか。」


そうだった。

優也の父さんは高校時代写真部に入るほどカメラが好きだった。

今でも休日は遠出したら写真をバッチリ撮ってくるほどに。


「今日父ちゃんに言っとくな!」

「ありがとう。」


さすが。