「さようなら」




翌日の朝、私は西山くんにメッセージを送る。私は、上手いこと話すことが出来ないから。文章の方が、伝えやすいから。

別れたいってこと、その理由として嫌だって思ったこと、もう自分の気持ちに嘘をつきたくないことをすべて伝えた。

すると、西山くんからすぐに返信が来た。今日、西山くんは仕事のはずだ。

……そういや、西山くん言っていたな。仕事前や仕事の後は外食して、1時間くらいはのんびりしているって……。

西山くんの返事は、大分長いものだった。その文章は、私のことを責めているようにも見えた。

自分(私)から告白してきた癖に嫌になったら捨てるのか。少し自分勝手すぎないかな。

その中で、1番印象深かった文はこれ。

他にも、色々と考えて行動してあげたのにこんな結果になるなんて……ショックだな。と言いたげだ。

そして、私は気付いてしまった。

西山くんは、私の事なんて好きじゃなかった。ということに。

だから、私は早く会話を終わらせて、縁を切ろうと思った。

私は文章を読み直して、言葉を選んで、西山くんへのメッセージを返す。謝罪も付け加えて。

数十分待てば、西山くんから返事が来た。

その内容を見て、私は思わず「うわぁ」と声を出してしまった。