私が一緒に暮らすのは、人気ゲーマーでした

「情報量多くない……?」


今日、色んなことありすぎて脳パンクしそうだよっ。
だって、行く時は同じクラスの女の子達に見られてたし、穂高くんとは隣の席になるし。


思わずため息が出ちゃった。
先生たち、なんであの席にしたんだろう。


真隣ってことはペアワークでも、授業の意見交換でも穂高くんと話すってことだし。


あとなんか、
もうすでにファンクラブできてなかった……?
いやっ!気のせいだよね、うん……きっとそう。


わたしは嫌な予感を振り落とすようにフンフンっと頭を振る。


「川瀬……?」
「あっ……嫌なことが思い浮かんだけど、きっと違うな!って思い込むことにしたんです」
「嫌なことってなんだ?」

純粋そうなキラキラとした瞳で聞かれ、「ウッ」としりぞきかける。


あなたの事で悩んでたんだよ……。
ファンクラブができてるんだとしたら女の子たちに声をかけられる機会も増えそうで。


……わたしなんで穂高くんのこと心配してるんだろう。うん、絶対ほっとけないからだよね、5秒に1回は天然みたいなことするし。


現実に戻ると……
穂高くんはジッとしゃがみこんでいた。


「えっ、穂高くん?!体調悪いんですか?」
「ううん……見て、かわいい」
「え……あ、アリ」


どうやらアリを見ていたらしい。