私が一緒に暮らすのは、人気ゲーマーでした

もちろん私も面食らったが、今まで穂高くんと過ごしてきたぶん少し耐性があった。
だからなのか


「キレイになるかもしれませんけど!?」
と、とっさにツッコんでしまった。


わたしの発言にクラスメイト達がドカッと沸いた。
自分でも漫才みたいなことしたな……って一瞬思った。


だけどこの隙に帰れそう……もしかして今が帰るチャンスなのでは?!


「ではみなさん、さようなら!
穂高くん帰りますよ!」
「えっ……川瀬待って!?」


すこし強引かもだったけど無事帰れるってわけで、わたしは少しホッとした。


クラスメイトたちはポカンとしていたけど、疲れ切っていた当の本人は「川瀬もそんなことするんだな」と感心した様子だった。


「あの……穂高くん」
「……なに?」
「教科書は降ってきれいにするものでは無いですからね」
「………え!?」