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「あーー…疲れたぁ」
相変わらず雨は止まず。
朝よりも少し肌寒い空気にぶるりと肩を震わせた。
美化委員なんてものに入ってしまったせいで帰りも遅くなるし、なんてついてないんだろう。
「疲れたなー…。うわ、まだ雨降ってんじゃん
こりゃ部活は中練だな」
あたしの呟きに返事をしたのは昼休み中みんなの中心に居た宮尾くん。
我がクラスの美化委員No.2の為にこの時間まで委員会に参加していた哀れな生徒だ。
「宮尾くん部活やってんだっけ?」
「えー、前その話しなかったっけ?」
「…ごめん、忘れちゃったかも。聞いたような聞かなかったよーな…」
「なんかさぁ、別にいいんだけどさ。
久原さんってあんま人の話聞いてないよな意外と」
口ごもったあたしにフッと笑いながら宮尾くんが言った。
完全に無自覚のことを指摘されて思わずフリーズしてしまう。
「…そう?なんでそう思うの?」
「なんとなく、ミカたちの話も聞いてるようで聞いてない顔してるから」
「何、あたしたちのことそんなガン見してんの宮尾くん。
やらしーっ」
「ガン見じゃねぇし、目に入った時に気づいただけー。」
