遼くんは泣き顔がお好き。


「クラスの子と話さないのと興味がないのとはまた別でしょ」

「…じゃあ興味あるの?」

「特にないけど。あ、でもあの子達にはちょっと興味あるかな、久原さんが一緒につるんでた派手な子たち」

「ミカちゃんたち?え、なんで?
江波さんああいう派手なタイプって嫌ってるのかと思ってた」

「なんであんなくだらないことで毎日大騒ぎできるのか不思議で仕方ないの。久原さんのこと分かりやすく避け始めた時も面白かったなぁ」

「…………」

なんか江波さんて変わってるなぁ。
宮尾くんも同じことを思ったようで、微妙な顔をして頬を掻いている。


「れいちゃんがつるんでたやつらってれいちゃんにブスって言ったやつら?」

「ブ……そうそう、ミカちゃんね」

「ふーん、名前とかどうでもいいけど顔は覚えてる。いつかちょん切る」

「やめてよ不気味なこと言わないでよ!しかも真顔だし!」


ちょん切る…なにをちょん切るつもりなのか知らないけど遼くんならやりかねない。