8月に入って一層強くなった日差しは、
久しぶりの登校日で身体が慣れていないあたしに容赦なく降り注ぐ。
今日は夏休み中の登校日。
久しぶりにみんなに会える日。
…遼くんにも、会える日だ。
結局夏休みに入ってからみんなで集まることはなく、
今日の登校日が久しぶりの再会だった。
あの日から遼くんとは一度も連絡を取っていない。
自分から連絡するべきだというのは分かってた。
だけどメッセージを打ってみては消して、また打ってみては消して。
その繰り返しの毎日で、あっという間にここまで来てしまった。
いい加減自分のウジウジしたところが嫌になってくる。
「久原さんおはよー」
「江波さん!久しぶり!元気だった?」
「ずっとバイトしてた。課題半分ちょっとしかやってなくてヤバい」
半分もやってるなら十分だと思うんだけど。
久しぶりに会う江波さんは言葉通り、バイトばかりしてたらしい。
夏だと言うのに全く日に焼けていない白い腕が眩しかった。
