※
プライベートではすっかり変わってしまった私と一真さんとの関係。
けれど、仕事においては以前と何ひとつ変わらなかった。
相変わらず一真さんは、仕事となれば誰よりも厳しく、誰よりも真剣。
患者の命に関わることだからこそ、妥協は一切しない。
その日は、新たに採用された薬剤の処方について最終確認が行われていた。
新しく投薬を開始する患者さんの容体に合わせ、最適な用量やタイミングを決めるため、互いに資料とデータを突き合わせる。
「この資料……もう少し詳しいものはないかな。 俺もこの項目、もう少し深く調べておきたかったんだ。もう一回、一緒に確認しようか」
「いえ、一真さんのお手を煩わせるわけには」
「疲れてるだろ。最近、ちゃんと寝てないから」
お見通しだと笑われる。
以前なら「そんなことありません」と平気で白を切っていた。
けれども、プライベートまで知られてしまった今、それはもう通じない。
「君を心配してるけど、同じくらいMRとしても評価しているし、活躍してほしいと思っている」
一真さんは考え込むように言った。
プライベートではすっかり変わってしまった私と一真さんとの関係。
けれど、仕事においては以前と何ひとつ変わらなかった。
相変わらず一真さんは、仕事となれば誰よりも厳しく、誰よりも真剣。
患者の命に関わることだからこそ、妥協は一切しない。
その日は、新たに採用された薬剤の処方について最終確認が行われていた。
新しく投薬を開始する患者さんの容体に合わせ、最適な用量やタイミングを決めるため、互いに資料とデータを突き合わせる。
「この資料……もう少し詳しいものはないかな。 俺もこの項目、もう少し深く調べておきたかったんだ。もう一回、一緒に確認しようか」
「いえ、一真さんのお手を煩わせるわけには」
「疲れてるだろ。最近、ちゃんと寝てないから」
お見通しだと笑われる。
以前なら「そんなことありません」と平気で白を切っていた。
けれども、プライベートまで知られてしまった今、それはもう通じない。
「君を心配してるけど、同じくらいMRとしても評価しているし、活躍してほしいと思っている」
一真さんは考え込むように言った。



