腹黒ドクターの独占欲は、傷心MRを離さない

「そんな泣きそうな顔するなよ。嬉し涙しか流させないって誓い、もう破らせる気か……」

身を起こすと、彼は衣服を脱いだ。
初めてあらわになる引き締まった肉体に目が奪われる。
欲情に染まった顔とネオンがきらめく夜空を背景にしたその姿は凄絶にセクシーで息が止まる。

ついに私を一糸まとわぬ姿にすると、一真さんはキスを施しながら、熱くかたい高ぶりを私の中に押し入れた。
その存在の大きさに、思わず呼吸が乱れる。
眉根を寄せると、彼は少しずつ慣らそうとしてくれた。
その緩慢な動きだけで得も言われぬ快感を覚えて、甘たるい声が出るのをおさえられない。
たまりかねたように一真さんが私を抱きしめた。そのまま、どんどん抽送をはやめていく。

私は乱れ切った。
もうキスに応じる余裕もなく、喘ぎ続けた。

「清那、愛してる……愛してる」

囁かれるたびに、幸福と絶頂を同時に感じ、体を震わせた。

「……私も好きです、一真さん……大好き……」

無我夢中で私も伝え、彼の思いを体の奥底まで感じ続けた。
長いすれ違いを乗り越え、私たちはようやくひとつになれた喜びをかみしめた。
そして、いつまでも失われることのない愛を確かめたのだった。