腹黒ドクターの独占欲は、傷心MRを離さない

キスをしながら寝室まで連れていかれると、ベッドに優しくあお向けにされた。
衣服を脱がされあらわになった肌に、彼の唇が落ちていく。
鎖骨、肩、腕、腰、臀部――体のラインをなぞるように口づけられ、最後に、下着を外された胸を集中して攻められる。

「ん……っ、あ……」

優しく、でも時に鋭い刺激を与えられて、体の中心が熱を持ちはじめる。奥から湧いてくるものを感じる。
彼の熱い手が、それをさらに誘いだすように私の脚をなでる。
心地よさに気をゆるめていると、脚の間に手を滑らせ、下着の上から私の中心部をなでられた。

「ああ……」
「……すごいな」

何がすごいのかは言わなくてもわかりきっている。
彼を求める体の芯が、待ちわびるように濡れそぼっていた。
そんな私の気持ちなど、とうにわかっているのに、彼の指先は優しく愛撫するだけだ。
私の反応をつぶさに見て、口元に薄く笑みを寄せている。

「……や……もう、焦らさないでください……」
「……無理だ。今どれだけ可愛い顔してるか気づいてる? あおってるだけだから……」

いじわるでセクシーな笑みにぞくりとみとれていると、唇が落ちてくる。
歯列ごとなぶるように口内を犯され、ちゅうと舌を吸われると、それだけで脚の間がキュンとなって軽く震えてしまう。

「……こら、だめだろ。もっと焦らしてやりたくなる」
「一真さんの、いじわる……っ」

潤む目で見上げると、彼は観念したように笑った。