中学校を卒業してはやくも三週間が経ち、私、八坂詩乃は森柏高校の入学式に向かうべく家を出た。
しばらく歩いて、最寄りの駅のすぐ目の前のマンションで立ち止まる。
着いて間もなく、ドタドタと音を鳴らしながら走る女子の姿が上のほうに見えた。
「あーっ! 詩乃!」
その女子は私に気付きぶんぶんと手を振りながら階段を駆け下りる。
少ししてから眼前のエントランスが開き、先ほどの女子が飛びついてきた。
「朝から元気すぎない? 瑆」
「あっはは。まぁ元気が取り柄なもんで!」
この子は山田瑆。中学で出会った親友。
高校も一緒で、ずっと仲良くしている。
森柏はうちの中学校の学区から比較的近くにあるため、同じ中学校の人たちは割と多いのだが、、。
「クラス、一輝と同じだといいな、、」
ぼそっとそう呟く。
一輝は、去年同じクラスだった人で、究極のアニオタ。実は少し気になっている人。
たまたま高校が被って、奇跡かと思ってしまった!
「はぁ〜青春なんかしちゃって! 私も彼氏ほしいや」
隣で瑆がため息をつくように大袈裟に肩を落とした。
「ちょっと、一輝は彼氏じゃないし!」
「はいはぁい。わかってるよ〜」
もし、一輝が彼氏だったら、、って、たまに想像はしてるけど、、!
想像するだけでもすぐ顔が赤くなってしまうので、慌てて顔を振ってから、私は瑆を置いて走り出した。
「うっそ走るの!? つかれるってぇー」
「瑆は元気が取り柄なんでしょ!」
顔の熱を誤魔化すように走っていたので前をよく見れていなかったのか、唐突に私は何かにぶつかり、倒れそうになった。
「ーーーっぶな、、って、大丈夫?」
倒れそうになったところを支えられ、お礼を言おうと上を見ると、そこにいたのはなんと一輝だった。
「い、一輝っ!? 自転車登校じゃないの!?」
「まぁ、今日入学式だからとりあえず電車で行こうかなーって」
電車ってことは、私たちと同じ電車に乗るのかな。
正直、一緒に行けたら、、!
でも、瑆と一輝はそんなに面識がないから、、。
諦めかけていたそのとき、瑆が口を開いた。
「島田。電車乗るなら一緒に行こ〜! 詩乃も、いいよね!」
「まぁお二人の迷惑じゃないなら一緒に行けるけど」
い、行けちゃいそう、、!?
瑆ってほんとにコミュ力すごいなぁ。
瑆に心の中で感謝を伝えながら私は歩き出した。
しばらく歩いて、最寄りの駅のすぐ目の前のマンションで立ち止まる。
着いて間もなく、ドタドタと音を鳴らしながら走る女子の姿が上のほうに見えた。
「あーっ! 詩乃!」
その女子は私に気付きぶんぶんと手を振りながら階段を駆け下りる。
少ししてから眼前のエントランスが開き、先ほどの女子が飛びついてきた。
「朝から元気すぎない? 瑆」
「あっはは。まぁ元気が取り柄なもんで!」
この子は山田瑆。中学で出会った親友。
高校も一緒で、ずっと仲良くしている。
森柏はうちの中学校の学区から比較的近くにあるため、同じ中学校の人たちは割と多いのだが、、。
「クラス、一輝と同じだといいな、、」
ぼそっとそう呟く。
一輝は、去年同じクラスだった人で、究極のアニオタ。実は少し気になっている人。
たまたま高校が被って、奇跡かと思ってしまった!
「はぁ〜青春なんかしちゃって! 私も彼氏ほしいや」
隣で瑆がため息をつくように大袈裟に肩を落とした。
「ちょっと、一輝は彼氏じゃないし!」
「はいはぁい。わかってるよ〜」
もし、一輝が彼氏だったら、、って、たまに想像はしてるけど、、!
想像するだけでもすぐ顔が赤くなってしまうので、慌てて顔を振ってから、私は瑆を置いて走り出した。
「うっそ走るの!? つかれるってぇー」
「瑆は元気が取り柄なんでしょ!」
顔の熱を誤魔化すように走っていたので前をよく見れていなかったのか、唐突に私は何かにぶつかり、倒れそうになった。
「ーーーっぶな、、って、大丈夫?」
倒れそうになったところを支えられ、お礼を言おうと上を見ると、そこにいたのはなんと一輝だった。
「い、一輝っ!? 自転車登校じゃないの!?」
「まぁ、今日入学式だからとりあえず電車で行こうかなーって」
電車ってことは、私たちと同じ電車に乗るのかな。
正直、一緒に行けたら、、!
でも、瑆と一輝はそんなに面識がないから、、。
諦めかけていたそのとき、瑆が口を開いた。
「島田。電車乗るなら一緒に行こ〜! 詩乃も、いいよね!」
「まぁお二人の迷惑じゃないなら一緒に行けるけど」
い、行けちゃいそう、、!?
瑆ってほんとにコミュ力すごいなぁ。
瑆に心の中で感謝を伝えながら私は歩き出した。
