柔らかい言い方だった。
太陽様は怒ることもなく、静かに言い放った。
トッピーじゃなくて、トペニだよと突っ込みたいところを。
ぐっと堪える。
今はそんな細かいところを気にする必要なんてない。
「俺は、セシルさんが決めたことに口出しすることはありませんから」
太陽様の言葉に、スズメが「セシル?」と言って首を傾げる。
「セシルは私の本名よ」
と説明すると、スズメは納得したが、「え、本名!?」と言って飛び跳ねる。
この国で身分の高い者は本名を明かすことはタブーだというのに。
太陽様だけは、私を本名で呼ぶ。
太陽様はトペニに「座ってください」と言った。
トペニは言われた通り座った。
トペニの横では、話についていけないスズメが困惑してこっちを見ている。
「俺は、肉体班に所属していて。ほとんど家に帰ることが出来ません。正直言えば、セシルさんの夫ではありますが、夫としての役割は果たしていません」
…急にどうした!?
太陽様の告白に、スズメとトペニは固まった。
とはいえ、2人とも。うすうすは気づいているはずだ。
私と太陽様が政略結婚だということに…
「俺はセシルさんの側にいることが出来ません。セシルさんがピンチのときに助けることが出来ません。だから、俺の方が宜しくお願いします」
そう言うと。
太陽様は立ち上がって、頭を下げたのだった。
太陽様は怒ることもなく、静かに言い放った。
トッピーじゃなくて、トペニだよと突っ込みたいところを。
ぐっと堪える。
今はそんな細かいところを気にする必要なんてない。
「俺は、セシルさんが決めたことに口出しすることはありませんから」
太陽様の言葉に、スズメが「セシル?」と言って首を傾げる。
「セシルは私の本名よ」
と説明すると、スズメは納得したが、「え、本名!?」と言って飛び跳ねる。
この国で身分の高い者は本名を明かすことはタブーだというのに。
太陽様だけは、私を本名で呼ぶ。
太陽様はトペニに「座ってください」と言った。
トペニは言われた通り座った。
トペニの横では、話についていけないスズメが困惑してこっちを見ている。
「俺は、肉体班に所属していて。ほとんど家に帰ることが出来ません。正直言えば、セシルさんの夫ではありますが、夫としての役割は果たしていません」
…急にどうした!?
太陽様の告白に、スズメとトペニは固まった。
とはいえ、2人とも。うすうすは気づいているはずだ。
私と太陽様が政略結婚だということに…
「俺はセシルさんの側にいることが出来ません。セシルさんがピンチのときに助けることが出来ません。だから、俺の方が宜しくお願いします」
そう言うと。
太陽様は立ち上がって、頭を下げたのだった。



