明日があるなら

「俺に用があるの?」

「うん。あとで教室でねーー」


さんざめく廊下内で静かに教室の隅にいる私の席ーー。

「おはよう。委員長」


ニッコリと黄色と黒のマダラ模様のシュシュを両手首にはめて頬杖つく少女ーー。

可憐な髪に目を細めて笑うーー。

一体誰が明日居なくなるかもしれないと予感したぐらい分からないくらい生と死とは対照的だったーー。

彼女の座る窓際の後ろの席へ移動するーー。


彼女の最期となるあんな嬉しそうな笑みを肖像化にしたくなるほどだ。