明日があるなら

か……ぞ……くりょ……こう??


父母あわせて交互に顔を見る。


「私に異論はないわよ」


「俺もそのつもりだ」


ベッドが。せっかくのベッドに匂い移ったかもしれないのに、遠出してまで……?

「行かない」

決意は堅かった。

だけども親の方は寂しく感じられた
ようだった。


私が眠りから醒めない日があったから気分を消化したいんだろう。涙ぐむ母の方は、


「分かったわ」


と同意したーー。よっぽど心配したんだろう。その背景には思春期真っ盛りの少年が居たことは知らずにーー。