「由愛、お留守番お願いね。」 「分かってるって、楽しんできて。」 「隼人と拓也も、由愛ちゃんに迷惑かけるなよ。」 「おう。」 さっき家に着いたばっかりなのに・・・ お母さん達はもう飲みに出掛けて行った。 家にいるのは、あたしと隼人と拓也。 こんな時は、拓也が居てくれてよかったって思うんだ。 だって、 隼人と二人きりだとドキドキが止まらなくなるから。