『死んだ親父に言われてた言葉……なんで知ってる!? 誰にも言ったことないのに!』
オニキスは弾かれたようにシャルロットから手を離して立ち上がる。
ガタンッ!
そのせいでオニキスが座っていた椅子が激しい音を立てて倒れてしまった。
しかし、シャルロットは動じることなく話を続けた。
「ルスラド皇国はもう雪が降っているのでしょうね、ソリュコペ・ダットゥオ」
故郷も本名もバレているーー
オニキスは、急いで出入口に向かって走った。
シャルロットは椅子に座ったままで、追いかけて来ない。
逃げられる! そう思った、直後。
「ぅがッ!?」
ドアが勢いよく開き、目の前にいたオニキスの顔面に直撃した。
反動に耐えきれず、カエルのように床にひっくり返る。
ドアを開けて入って来たのは、ユーリ。
そして、背後には彼の私兵に背負われた、眠ったままのテオドールが。
ユーリは馬車の中でシャルロットと交わした会話を思い出していた。
オニキスは弾かれたようにシャルロットから手を離して立ち上がる。
ガタンッ!
そのせいでオニキスが座っていた椅子が激しい音を立てて倒れてしまった。
しかし、シャルロットは動じることなく話を続けた。
「ルスラド皇国はもう雪が降っているのでしょうね、ソリュコペ・ダットゥオ」
故郷も本名もバレているーー
オニキスは、急いで出入口に向かって走った。
シャルロットは椅子に座ったままで、追いかけて来ない。
逃げられる! そう思った、直後。
「ぅがッ!?」
ドアが勢いよく開き、目の前にいたオニキスの顔面に直撃した。
反動に耐えきれず、カエルのように床にひっくり返る。
ドアを開けて入って来たのは、ユーリ。
そして、背後には彼の私兵に背負われた、眠ったままのテオドールが。
ユーリは馬車の中でシャルロットと交わした会話を思い出していた。



