本日より、弊社社長と疑似子育て始めます


「一哉さん?」
「野々花のそれは天然なのか、計算なのか」
「……なんの話ですか?」
「いや、天然なんだよな。わかってる。そこが可愛いんだし、そうやって一生俺を振り回してくれ」

一哉はそう言いながらぎゅっと野々花を抱きしめ、そのままベッドへと押し倒してくる。

「い、一哉さん……! そろそろ、本当にご飯を……」
「それよりも、野々花をおかわりしたい」
「えっ、……あっ」

バスローブの上から胸のふくらみを辿り、尖りを見つけ出してカリッと引っ掻いた。

「やぁんっ」
「いい声。もっと聞きたい」

先ほどの一哉の発言の意味がよくわからなかったけれど、振り回されているのは自分の方だ。

「ダメか?」
「ダメ……じゃ、ない、です」

こんな至近距離で甘く蕩けるような眼差しで見つめられれば、否定の言葉なんて出ようはずがない。啄むようなキスを繰り返しながら、一哉は何度も「愛してる」と囁く。

彼の愛を全身で感じながら、野々花は再び快感の波へと呑まれていくのだった。


Fin.