契約から繋がる-Ⅱ-


「さぁ、ママのとこ行こうね」


助産師さんは私の着ていた
院内着の前を開くと
胸に赤ちゃんを乗せてくれた。


カンガルーケアってやつかな。


「……生まれて来てくれて…ありがとう」


私は幸せを噛み締めて
そっと赤ちゃんを撫でる。


「これから、宜しくな」


「赤ちゃん〜。お兄ちゃんの冬也だよ」


「…あか…ちゃん…?」






私は今とっても幸せだよ。


大切な家族に恵まれて。


とても幸せ。